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受賞歴

第10回福岡県建築住宅文化賞 奨励賞受賞
八女市横町町屋交流館

江戸後期から昭和にかけて、商屋として利用されていた町屋を建築文化の保存という視点に基づき復興再生した街並み環境整備事業の拠点施設である。露地を挟んでギャラリー棟と町屋棟があり、常設展示場、地区集会所等が設けられ、街並み保存への関心と理解を高める場として、広く利用されている。

設計主 八女市長 野田 国義
設計者 株式会社 國武建築設計事務所
施工者 教楽木建設
所在地 八女市本町94
竣工年月 平成9年3月
規模 木造2階建
延床面積:420.27㎡

プロポーザル設計競技特定受注(基本・実施設計)
福岡県公営住宅若山団地

競技課題 戸建住宅地に位置する公営住宅の整備についての考え方及び景観・まちづくり・防災などに関する考え方について
当社提案 <安全安心・豊かで美しい住まいとまちづくり>
建物の本質は10年、20年の時を経て、その真価が増してくることにあります。将来の財産となる「美しい住まいとまちを創る」ために次の提案をしました。

■ 空間コミュニティの創出
周囲の戸建住宅と一緒の空間に住んでいるという帰属感を持たせるような空間構成(空間コミュニティ)を創出することが大切であり、周辺住民からも地域の一員として認識できるような団地にすることが大切です。
・中庭や広場からのアプローチ…住民や地域住民同士の交流
■ パブリックな役割
公営住宅が持つ「パブリックな役割」として、公共の場を提供して、周辺の居住環境に寄与することが必要であり、建物の上層化による周辺住民への負担を軽減するような、周辺住民にとっても有意義な計画とする必要があります。また、周辺から突出したデザインではなく、緑化を含めて周辺に調和し、落ち着きを与えるような建物計画及び外交計画とすることが大切であると考えます。
・コミュニティの場…集会所・公園
・防災の拠点…災害時の避難地
・緑化による周辺環境の向上…周辺住民のオアシス
■ 社会的ストック
公営住宅は社会的ストックとなる必要があります。高耐久(100年)住宅を目指し、時を経ても住まい手の自由と安らぎを約束し、地震などの災害時にも無損傷であり、周辺の緊急時の避難施設(避難地)を目指す必要があります。

設計主 福岡県知事 麻生 渡
設計者 株式会社 國武建築設計事務所
施工者 株式会社 篠原工務所
所在地 福岡県小郡市小郡633
設計工期 平成19年 8月 1日~平成20年 3月21日
施工期間 平成21年11月10日~平成22年 3月15日
規模 鉄筋コンクリート造3階建
建築面積:671.58㎡
延床面積:1,423.92㎡
敷地面積:2,294.14㎡
備考 監 理:久留米県士整備事務所
駐車場:21台