■アプローチ
福祉のまちづくり条例に則したバリアフリーのアプローチとしている。内外より施設への来訪者・利用者の状況が分かる、透明感のあるエントランスとしている。

■ロビー・受付
受付に立てば全ての施設が見渡せ、利用者間のコミュニケーションがとりやすいように設計。

■事務室
変形した敷地の影響を事務所空間に取り込んでいる。利用状況に応じて自由に利用可能。来訪者・利用者が確認できる中央位置に配置。

■図書・読書コーナー兼通路、大ホール
くつろぎ・にぎわい・コミュニケーションをテーマに、誰もが気軽に利用できる空間として通路を取り込むコーナーを計画。可動間仕切壁を開放することで大ホールと一体的に利用できる。

■和室
くつろげる空間として各部シンプルに仕上げた。障子を開けると田園風景が一望できる。

■調理実習室
清掃・メンテナンス性を考慮した仕上げ材で構成。隣接する中会議室と可動間仕切壁を開放することで、作る・食べるを連続できる空間とした。

■廊下
広めの廊下は作品展示や掲示板として利用できるように天井にピクチャーレールを設置。